育児は育自

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私は赤ちゃんを産んでからとても物の考え方が変わりました。

それまでは限界まで頑張ること、何らかの成果を出すこと、いつも何かに向けて努力をしていることが大事だと思っていました。

そんな中、赤ちゃんを産んで実際に育児を進めてみるといろんなことが今まで通りにいかなくなります。

特に困ったのが夜ゆっくり寝たり、リラックスする時間を確保することが難しく、自分のための時間がほとんど持てないことでした。

それでも赤ちゃんの授乳、おむつ替え、寝かしつけ、遊び相手など、常に何らかのお世話をしないといけません。
そんな時に強く感じたのが、赤ちゃんを大事にするためにも自分を大切にしなければならないということです。

自分が寝不足でイライラしていたり、疲れて意識がもうろうとしていてはとてもいい育児なんかできません。
目の前の赤ちゃんに十分な育児を行うためにも、自分の健康状態にも常に気を配る必要があります。

そのためには自分が疲れすぎないように、家事に手間がかからないように、上手な手抜き方法を考えたりする必要がありました。

更に無理やりにでも自分のリラックスできる時間を作ろうと決めました。

これまでの無理をしてでも、つぶれてでも結果を出す、とにかくこれ以上努力できないくらいまで頑張るという自分の姿勢はどこかに行ってしまいました。

掃除はある程度やったらそれ以上やらない、週に何回かは料理も手抜きメニューにする、主人に赤ちゃんを預けて1週間に2時間でも自分の時間を作るなどそれまでの自分とは違う、頑張りすぎない自分に慣れるように努めました。

初めは手抜きをするのが辛かったり、主人に何かを頼むくらいなら自分がやった方がましだと思っていましたが、敢えて自分を大切にできるように頑張りました。

実際に自分が無理をしていた時は子供にも八つ当たりしてしまったり、笑顔もほとんどなくいいママではなかったような気がします。

一方、考え方を変えてからは変えることに躊躇する部分はあるものの、余裕をもって育児をしている実感がありました。
その方が子供の笑顔も増えたような気がします。

これまでの自分ではいろんなものに余裕がなく、大人としていろんな状況を切り抜けるほどの力を持てていませんでした。

赤ちゃんができたことで、自分の考え方を変えるきっかけにもなり、自分がやっと大人としての精神力を培ったような気がします。

育児は育自(自分を育てる)とはよく聞きますが、まさにその通りだと思います。
赤ちゃんが私に大人にるための術を教えてくれたような気がします。